カブでヨーロッパ一周編

 ひとまずパリへ [フランス] (2001/05/30-06/06)

・05/30 楽しいB&B
・05/31 マフラーに穴が!
・06/01 たかが溶接なのに・・・
・06/02 ボランティア
・06/03 一角崩れる
・06/04 Reynaud家
・06/05 大忙し! (マダガスカル出発前夜)
・06/06 行ってきまーす

通貨単位:FF(フランスフラン)/1FF=約17円


05/30 晴れ 楽しいB&B Port-sur-Saone/HOTEL DES VOYAGEURS/273.1km

 朝食は朝9時。B&Bのお父さんと一緒に朝食。全く英語は通じないが色々と話をした。昔、船のコックをしていたが今ではスイスで肉屋をしているお父さんは、ドイツのシュツットガルト近くの町で生まれたらしい。ちなみにシュツットガルトはベンツやポルシェで有名な町。オレは日本の大阪から来たというと、世界の国々を解説している本を持ってきて日本の項目を見ていた。「東京は東の中心で、大阪は西の中心。どちらも人がいっぱいのごちゃごちゃしてるところだよ。」というと笑っていたよ。また、カブでの旅の話をして「今からパリへ戻ってマダガスカルへ飛ぶんだ。鉱物を研究しているんだよ」というとマダガスカル産という石英塊を見せてくれた。他にも瓶に入った石をたくさん見せてくれ、その中のひとつを「ここへ来た記念に、これを君にあげよう」という言葉とともにオレに渡した。その白い石にはマグネシウムが入っているらしく、水にしばらく浸けておいてその水を飲むと健康になるらしい。またお父さんはオレをたいそう気に入ってくれたらしく、肉屋の仕事場まで案内してくれた。燻製をつくる倉庫や様々な道具や挽肉をつくる機械など珍しいものでいっぱい。また冷蔵庫からハムと肉を出して来て、オレに食べさせてくれた。さらに嬉しいことに「バイクで走るんだったら、お昼にこれを食べなさい」と言って特製サンドイッチまで持たせてくれた。言葉は通じなくても十分に会話が出来てるだろう?

 そんな楽しいB&Bを11時頃出発。さすがはスイスというわけで、迷うことなく国境の町バーゼルへ。ガソリンスタンドで給油し、Emmanuelさんにお土産としてスイスのワインを購入。さらにタバコを買って残ったお金はコイン3枚。今回はうまく処分できた。

 バーゼルからは難なくドイツ入国。国境はフリーパス。新しい国に入った時にはやはり少し戸惑う。看板の表示形式や、信号の仕組みも違う。地図を全く見なかったらやはり道に迷った。駐車場で地図を見ているとおじさん3人がアイスクリームを食べながら話し掛けてきた。「フランスへ行きたいんだけど・・・」と言って地図を見せるとものすごくわかりやすい英語で説明してくれた。ドイツは英語がかなり通じる。そのうちの1人は昔買ったDAX(原付バイク)に今も大事に乗っている程のホンダ党。カブの話から盛り上がりホンダ談議に花を咲かせた。

 道を教えてもらったおかげで無事フランスへ入国。フランスの道路は車には優しいが、カブには厳しい。路肩がほとんど無く、ガンガン追い越される。といってもイタリアほど「えげつなく」はないけど(笑) 制限速度が他国より速い為、常に全開走行を強いられるのも痛いところ。おまけに迂回ルートを案内する看板は無く、自動車専用区間を迂回しようとすると確実に道に迷う・・・確かに距離は稼げるけど疲れがたまる。パーキングがまさにオアシス。

 パーキングでエンジンを冷やしていると、キャンピングカーの老夫婦が話し掛けて来てくれた。英語は全く通じなかったが、楽しい休憩になった。ナンバープレートに貼っている「J」の文字を見て「ジャマイカから来たの?」と言われたときはふきだしそうになった(笑) オレを見て東洋人だと思わなかったのかなぁ・・・

 夕方7時半頃、道路沿いの「Port-sur-Saone」という町にある安ホテルにチェックイン。電話が無いので公衆電話でメールチェック。すぐそばを陸送のトラックが大きな音をたてて走って行くが、エラーも出ず受信できた。このカプラーはなかなかやってくれる。

05/31 晴れ/曇り マフラーに穴が! Paris/HOTEL LE GRAND ALBERT/344.7km

 タイトルの通りマフラーに穴が開いた。火傷防止のための金属棒がマフラーに溶接されているのだが、溶接箇所が地金を伴って抜けてしまった。ぶつけた記憶は全く無いから、フランスでの高負荷走行が原因に違いない・・・意外なところが壊れたぞ。

 停車時にいつもより排気音が大きかったのでこの故障に気がついた。とりあえずこのままでも走れないことはないから、そのままで速度を落としパリを目指す。パリへ到着後修理しようというわけ。

 結局予定より1日早くパリヘ到着。本当なら明日の夕方に着く予定だったが、早々と着いてしまった。早く来たのにはマフラーの穴を修理する以外にも訳がある。毎日快晴が続いていたのに昨夜は雷雨だったし、今日の天気も晴れているものの雲が多く、明日は雨になるかもしれないと踏んだからだ。リアタイヤが限界を超えているので、晴れているうちにパリへ着いておきたかったのと、途中の街で宿探しをしたけど安宿がどこもいっぱいだったという諸々の事情がある。

 前述の通りフランスの道路は距離が稼げる。左写真のように、周り一面小麦畑の平坦な一直線の道が多いのだから納得できるだろう。「こんな道を思いっきり走ってみたい!」と多くの人が思うだろうが、延々とこれでは正直飽きるってもんだよ。ほとんど全開で走っているので、負担もかかるし燃費も悪い。そのため途中、この旅2回目のガス欠(1回目はスペインのカンタブリア山脈を越える時)。リザーブに切り替えてなんとかスタンドまでたどり着いた。

 また、オアシス(というよりピットだね)であるパーキングではドイツ人老夫婦からミネラルウォーターをもらった。ちなみにヨーロッパではガス入りの水がメイン。水のくせにちょっと変わった味で、かなり違和感がある。でもこればっかりなのでいい加減慣れてきたよ。

 今日も公衆電話でメールチェック。Emmanuelさんからメールが来ていて、家への行き方をめちゃくちゃ詳しく書いてくれていた。これなら道に迷うこともないだろう。夕方7時以降に行くことになっているから、それまではパリでマフラーを修理しよう。新しいタイヤとオイルも調達したいしね。

06/01 晴れ|曇り たかが溶接なのに・・・ Paris/Reynaud邸に居候/106.3km

 ホテルを出発したのは昼12時過ぎ。マフラーの修理も溶接するだけで大丈夫なので、簡単だろうと思っていたのだが・・・

 まず凱旋門近くのホンダディーラーへ。ここは修理工場と販売を兼ねている、パリで一番大きいホンダ二輪の店と思われる。大きい店だけにかなり忙しいようでタイヤ交換は6/5にしてもらうことになったが、マフラーに関しては溶接の道具がここにはないと言う答えが返ってきた。それならば仕方が無いので他の店を当たるまで。その前にショップでオイルを購入。ホンダ純正オイルが欲しかったのだが、ここには(というよりフランスには)置いていないようだ。店にはelfのオイルがあり、店員の勧める安い方を購入。おしゃべりな店員で旅の話をすると、ヘルメットバックやらキーホルダーやらステッカーやらをいっぱいくれた。ステッカーは洗車したらカブに貼っておこう。

 とにかく早くマフラーを修理したいので、バイク屋の前にいた兄ちゃんに溶接をやってくれそうな店を聞く。道に迷いながらもそこへ行ったが「うちでは溶接はしていない」という答え。ここから芋づる式にやってそうな店を当たっていくがどこもノー。4時間近く駆けずり回ったが、「パリで溶接をしてる店は無いと思うよ」という答えでジ,エンド・・・日本では溶接修理は一般的だと思うけど、フランスではそうではないのいか?それとも全く的外れな店を当たっているのか?意外なところで落とし穴。こうなったら日本から航空便で送ってもらうしかないかなぁ・・・

 Emmanuelさんとの約束の時間も迫ってきたので、彼の家へ向かう。場所はパリの郊外。最後の望みを託し、途中のバイク屋や車屋にアタックするがどこもノー。
  しかーし、最後の1件で大当たり!!ホンダの看板を掲げている小さな店だが、店の親父は「今日はもう遅いから、明日の朝10時に持ってきたら溶接してあげるよ」と一言。親父はフランス語しか出来ないが、客に英語を話せる人がいて訳してくれた。ここはこの親父の言葉を信じるしかない。

 たかが溶接でこんなに苦労するとは思っていなかったが、なんとかなりそうでホッと一息。メールの案内に従い彼の家へ向かう。結構わかりにくい所にあるが、シンプルで的確な説明のおかげで迷うことなく7時過ぎに到着。彼ら一家は親切にも出迎えてくれて、カブも敷地内へ。あまりに家がデカいので度肝を抜かれた・・・この家と、彼ら一家については明日以降に書くことにしよう。今日は疲れた。

06/02 曇り ボランティア Paris/Reynaud邸に居候/49.5km

 しっかり朝寝坊し、昨日のバイク屋へ着いたのは11時過ぎ。すぐにカブはエレベーターに載せられ地下の作業場へ。親父が「ちょっと待っててね」というので待つこと約15分。カブが上がってきた。マフラーの修理箇所は、きれいに溶接されており完璧に直っている!写真左が修理前で写真右が修理後だ。親父に礼を言い、金を払おうとしたら「同じホンダだからお金はいいよ。ボランティアだよ、ボランティア。」と言って最後に「Bon Voyage!」と付け加えた。またさらに、以前不注意で切ってしまったヒューズの予備を買おうとしたら、それもタダでくれた。オレが「メルシー!」と言うのも親父はさらりと聞き流し、すぐさま別のバイクとともに再び地下へ降りていった・・・

 「見返りを求めない親切」にオレは支えられて旅をしている。そう思い返した瞬間だった。これからの旅路でこの溶接部分を見る度に、この親切を思い出すだろう。本当にありがとう!

 マフラーも直ったので、後はマダガスカルと今後のカブでの旅に必要な道具を購入。パリには大きなアウトドア専門店があり、大概のものはここで揃う。マラリア対策の蚊帳もここで発見。他には東欧、中欧の地図も購入。何箇所か無い部分があったが、そこはデパートで探す。バルト三国周辺の地図だけがどこも売り切れだったが、それ以外の欲しかった部分はゲット。マダガスカルから帰国後、パリを発つまでにこの部分をなんとか手に入れておきたい。予定ルートには入っていないけど、バルト三国も走ろうと思っているからね。

06/03 一角崩れる Paris/Reynaud邸に居候/0km

 マフラーも直って安心していたのも束の間、今回の旅でカブ・バイオ・GPSとともに重要な一角を担っているデジカメが突然壊れた・・・

 今日はReynaud邸と彼ら一家について書くつもりで写真を撮ろうとしたら、デジカメが全く動作しなかった。電源も入らない。考えられることは全てやったが復活せず。落とした記憶もないから、何が原因かもわからない。

 急遽代替品を入手しなければならないが、あいにく今日は日曜日。おまけに明日は祝日ときているから、手に入るのは翌6/5火曜日。その日はカブのタイヤ交換や地図探し、マダガスカル旅行の準備と大忙しなのに、加えてさらに忙しくなった。幸い壊れたのがパリという大都会なので買えないということはないだろうが、日本製電気製品は日本と比べてべらぼうに高い。壊れたタイミングが良かっただけマシだとでも思わないとやってられないな。

 とりあえずどうしようもないので、マダガスカルの準備とカブの洗車をして、一日中家でゴソゴソしていた。

06/04 晴れ Reynaud家 Paris/Reynaud邸に居候/56.9km

 今日はReynaud家について書こう。パリ郊外のSaint-Nomという静かな住宅街にあるばかデカい家で、Emmanuelさんと両親の3人暮らし。この写真から家のデカさを想像してくれ(写真は翌日撮影)。昔は子どもが4人いたが、今は末っ子のEmmanuelさん以外はここには居ないらしい。4人の子供達の名前もイザベル、ビンセント、フランソワ、エマニュエルとフランス人らしくて非常に好感が持てる。お父さんは英語が上手で、とにかく世話を焼いてくれる親切な人だ。お母さんは今英語を習っているみたいで、片言の英語で何とかオレに言っていることを伝えようとしてくれる。もちろんEmmanuelさんもとても親切なのだが、花粉症で悩んでいるのがかわいそうだ。絵に描いたような親切で幸せな一家。オレがここへ来た日、お母さんがピザをご馳走してくれた。話に夢中になってオーブンで焼きすぎてしまい、かなりドライなピザが出来上がったりと、ユーモアもあって言う事無しだ。オレがその「ドライピザ」を笑うのを必死で堪えながらガリガリ音をたてて食べると、お父さんが爆笑したので、つられて笑ってしまった。4人の子供達がいた頃は「フルハウス」みたいな一家だったと思われる(笑)

 実はそんな彼らは2日前から家族旅行へ出かけている。ということは今はオレ1人というわけ。留守中にも居候させてくれるなんて、申し訳ないけどとても嬉しい。パリではとにかくしなければならないことがたくさんあるからね。

 というわけで、今日はカブのオイル交換、風防の撥水処理、ドライブスプロケットのチェックをしたりと、充実した1日を送った。

 明日はマダガスカルへ発つ前日だというのにやることが目白押し。朝からカブのタイヤ交換、新しいデジカメ、バルト三国の地図、サンダル(マダガスカル巡検に必要らしい)とヒューズ(GPSのシガーライター電源プラグのもの。以前ポルトガルで切れた時、予備を2つ買ったのだが財布に入れていたら2つとも落としてしまった。我ながら呆れる・・・)などを探さないといけない。さらに帰ってきて、大急ぎで荷造りもしないといけない。今夜は早く寝ることにしよう。

06/05 晴れ 大忙し!(マダガスカル出発前夜) Paris/Reynaud邸に居候/49.6km

 とにかく朝から大忙し。渋滞に巻き込まれながらも、タイヤ交換のために凱旋門近くのホンダディーラーへ。ここはかなり忙しいらしく、完全予約制のシステムのようだ。先日来た時に「今日もう一度来てくれ」と言われただけで書面上の予約は取ってないが、予約したと言い張りカブを預ける。リアのタイヤ交換とフロントタイヤがカバーとわずかに干渉していたので、それの調整もしてもらう。自分でやってもいいのだが、何しろ全然時間が無い。17時に取りに来てくれと言われたので、次はヒューズ探し。ディーラーのそばにGPS屋(ガーミンの専門風のお店)があるので、まずそこへ。そこには在庫はなかったのだが、親切にもインターネットでパリでそのヒューズを売っているお店を検索してくれて、場所まで教えてくれた。

 休む暇なく次はデジカメ探し。Emmanuelさんに聞いていたFNAC本店(パリへ来たことがある人なら知ってると思う。たくさん店舗があるが、レアール駅のところが本店?)へ。ここで壊れたデジカメを見てもらって、すぐに修理出来るか聞いたが、最短でも3週間はかかると言われたので新しい機種を探す。デカい店だが品数は少なく目当てのものは無かった。さらにここにはパリ1デカい本屋もあり、バルト三国の地図を探したが在庫は無し。マダガスカルへ行っている間に取り寄せ出来るか聞いてみたが、ほとんど英語が分からない人で面倒くさそうに「2つ」がどうとか言ってたけど、埒が開かないのですぐに諦めた。ここで無駄にする時間はない。また、レアール駅のそばはショッピングモールのようになっていて、ここの大きいスポーツ用品店でサンダルをついでに購入。

 すぐさまメトロでヒューズの店へ。Emmanuelさんから借りたパリマップ(PARIS PRATIQUE)に助けられ、全く迷わず到着。電気パーツ屋なのですぐにヒューズも見つかった。ここで気がついたのだが、ポルトガルで買ったヒューズより明らかに中の線が細い・・・恐らくポルトガルのガソリンスタンドの親父はテキトーに似たようなヤツを出してきたのだろう(^_^;; GPSが壊れなくて本当に良かったよ。

 続いて再びデジカメ探し。パリへ来た時、結構良さげなカメラ屋を見つけていたのでそこへ向かう。かなり記憶があやふやだったが、すぐに見つかるだろうと思っていた。しかしこれが誤算だった。思ったところに店は無く、そのあたりをひたすら歩き回ることになった。その途中で目的のデジカメ(OLYMPUS C-2040)を売っている店を偶然発見。とりあえずそこをキープし、気になるカメラ屋を探す。足が棒になりながら(マジで棒になったような感覚。今でも関節が痛い・・・)苦労の末ようやく発見したが「良さげな店」というのもあやふやだったようで、大した事はなかった(笑) 結局途中で見つけた店へ戻り、そこで購入。値段はやはりバカ高く「5990F」日本円で約10万円!日本だったら・・・幾ら位か調べようと思ったけど、うんざりするのは目に見えているのであえて調べていない(^_^;; でも仕方が無いので購入。予備の電池が欲しいと催促したら、アルカリ乾電池10本をもちろんタダでくれた。こんな高い買い物をしたんだから当たり前だ。しかし、フランスは日本程デジカメが普及していないだけに、入手するのは一苦労だった。

 その後はまたエコル通りのアウトドア専門店へ行き、細かいものを買い足し。さらにここで店員にバルト三国の地図が欲しいと言ったら棚から見つけ出してくれた。オレはユーロマップ(ブランド名)の地図を探していたのだが、あったのはマルコポーロ(こちらもブランド名)の地図。本当はミシュラン(地図も出してるんだよ)のが欲しいんだけど、このエリアの詳細地図は発売していない。まぁ、この際なんでもいいよ。

 地図を買ったら時間も17時に迫っていた。急ぎメトロでバイク屋へ戻る。ミシュランを付けてくれって言ってたのに、付いているのは何故か「METZELER(ドイツのタイヤ) MO1」。別にそれ程こだわっていた訳じゃないから、いろいろと試してみるのもいいだろう。それに今から文句を言って変えてもらう時間も無いし。また、帰ってきてから気付いたのだが、サービスでチェーンにオイルを「たっぷり」さしてくれていたようだ。おかげでカブがオイルでベトベト・・・さし過ぎやっちゅうねん!

 またデジカメは200万画素クラスの普及コンパクト機種なのだが、こんなにもチャチだとは思わなかった・・・C-2500Lから乗り換えると使いにくいことこの上ないし、まるでおもちゃみたい。箱を開けて電源を入れた瞬間、壊れやすそうやなぁって気にさせてくれる(^_^;; なんとか壊れないでくれよ。頼むから。

 帰ってきてひと段落する暇もなく、カブのバッテリーを外し、燃料コックもOFFにして、カバーを掛ける。20日近くエンジンを掛けないから、こうしておくに越したことはない。

 今日の夕食はReynaud一家と団らん。フランスの教会やワインの話が興味深かった。またその席で、イチゴがデザートに出たのだが、日本では畑からイチゴをちぎって来て食べるのを「イチゴ狩り(ストロベリー ハンティング)」で、紅葉を見に行くことを「紅葉狩り(メープル ハンティング)」って呼ぶんだよと話したら「まぁ、日本ってサファリなの?」というユーモアたっぷりな答えが返ってきてまた大爆笑。

 食後にお父さんが、明日の朝ドゴール空港までの電車の時間を調べてくれた。おまけに朝早いのに駅まで送ってくれるとは嬉しい限り。それから、古新聞とトイレットペーパー(マダガスカル巡検ではキャンプ中は各自持参)をもらう。それからシャワーをしてホームページ作り。これが終わってから、ようやく荷造り・・・今夜は徹夜だ。

06/06 ? 行ってきまーす

 徹夜明けだけど、マダガスカルに出発の日です。とにかく行ってきまーす。それだけ(笑)


戻る 続く