カブ・メンテナンス

・パンク修理

 使用工具:タイヤレバー2本、紙やすり、ゴムのり、パッチ

 パンクした場合、カブはチューブタイヤゆえチューブの穴を補修してやればよい。単純なことなのだが、慣れるまではなかなかうまくできないだろうが、練習して出来るようになっておこう。いつ何時パンクするかわからないし、純正装着がタフアップチューブとはいえ、油断はできない。なお、私は簡単にパンク修理が行えるように、タフアップチューブをあえてノーマルのチューブに交換している。タフアップチューブは中に液体が入っているため、慣れないうちはパッチを貼り付ける際、中から液体が出てきてうまくくっつかないということがあるのだ。

a.      b.      c.

 まずタイヤ組替えの項目を参考にしてパンクしたタイヤからチューブだけを引っ張り出す。パンク修理だけならタイヤは外さなくてもできる。

 次に写真b.のようにパンク箇所に紙やすりをあてる。パンク修理キットに入っているやすりは荒いので、あまり強い力であてないようにするとよい。

 やすりをかけて、油やゴミを取り除けたら、パッチを貼る部分より少し大きめに、ゴムのりを薄く塗りひろげる。生乾き状態になったら、写真d.のようにアルミ箔をはがしたパッチを貼り付ける。

d.      e.      f.

 パッチを貼ったら、写真e.のようにタイヤレバーなどでゴリゴリ押し付けて圧着する。ハンマーなどで軽くたたいてもよいが、逆にチューブを傷つけてしまわないように注意しよう。密着したら透明のフィルムをはがしておく。

 これでパンク修理が出来たハズだが、慣れるまではいったん空気を入れてみて、漏れていないかをチェックしてみよう。

 後はタイヤに入れるだけだが、こちらはタイヤ組替えの項目を参照してもらいたい。


戻る