カブでヨーロッパ一周編

 歴史を感じるバルト三国 [エストニア・ラトヴィア] (2001/09/16-09/21)

・09/16 さらば北欧!エストニアへ
・09/17 「タリン」の姿
・09/18 進路を南へ
・09/19 じん麻疹が出てきたぞ
・09/20 「リガ」を散策
・09/21 FDドライブ入手出来ず

通貨単位:EEK(エストニアクローン)/1EEK=約6.25円 Ls(ラット)/1Ls=約195円


09/16 曇り さらば北欧!エストニアへ Tallinn/PAASU HOTELLI O/U KULALISTEMAJA/18.7km

 昨夜は2時までパソコンに向かっていたので、起床は10時半。12時チェックアウトのユースのありがたいところだ。荷造りを済ませ12時前にRovertoと別れの挨拶。彼はこれからフィンランドを北上しスウェーデンへ入り、ナルヴィクを目指すのだそうだ。

 カブまで荷物を運ぶと、山本さんと猛者のおじさんがユースの前で話をしていた。昨日の日本人パッカーがストックホルム行きのフェリーチケットを買いに行ったらしく、その帰りを待っているとのことだった。今日はそれぞれの旅立ちの日。オレはフェリーでエストニアのタリンへ、山本さんは北上し夜行列車でロヴァニエミへ。おじさんはストックホルムかロヴァニエミかはまだ未定だが、どちらかに向かうらしい。せっかくなのでオレもお別れを言うために一緒に待つことにした。

 12時がチェックアウトのリミットなので、ベッドの上に荷物を置き去りにしている彼は、その時間までに出て行かないと追加料金をとられかねない。だからそれまでには戻ってくるだろうと踏んでいたが、時間を過ぎても戻ってこなかった。エストニアから来たから1時間ずらし忘れてるのか?(ちなみにバルト三国はフィンランドと同じ「GMT+02:00」だが、サマータイムが無いため1時間遅い)とも思い1時迄待ったが、結局帰ってこなかった。他の2人はしびれを切らし街へ歩き出し、オレも昨日調べていたフェリーの時間が3時だったので、船着場へ向かうことにした。

 ヘルシンキ-タリン間のはとてもポピュラーな航路なのか、4社が運行している。オレが選んだ「NORDIC JET LINE」の他に「SILJA LINE」「TALLINK」「LINDA LINE」とあるが、どれも大差はないので一番近いところに船着場がある会社を選んだというだけ。

 エストニアはEUではないので、しっかりパスポートチェックもある。左写真のパスコントロールでチェックされるのだが、そんなにたいしたことは無かった。パスポートを見せて、これからの旅程を聞かれただけなのでものの1分。でもフィンランド出国のスタンプはしっかり押された。

 パスコントロールを済ませ船を待っていると、山本さんがお見送りに来てくれた。というより、港をぶらぶらしてたらカブを見つけたのでやって来たとのことだった。彼はこれから金が尽きるまで世界をさまようらしい。もしかしたらまた何処かで会うかもしれない、なんて思ったりしたよ。

 船は高速艇なのでタリンまで約1時間半。出港の15分前に船がやってきたが、小さな船なので時間どおり3時に出港。ここでようやく長く居過ぎた北欧に別れを告げた。船内は小さいながらも喫茶店やバー、免税店がある。フィンランドマルッカはすでに処分していたので、カードでピザとコーラで空腹を満たす。何故かVISAは使えなかったがMasterカードは使えた。やはりカードは2枚持っておくに限る。

 定刻通りタリンへ到着。パスポートチェックとカブの登録証(registrationと呼ばれる)を見られただけであっさりしたものだったが、もちろんスタンプを押された。またパリで買ったグリーンカード(保険)はエストニアを含むバルト三国をカバーしていないので、ここで新しい保険を購入。15日間有効のエストニアのみの保険。現金は無いがカードで支払えた。やっぱりカード偉大だなぁ。

 ちなみにEEK(エストニアクローン)はドイツマルクと連動しているみたい。1DM=8EEKなのでわかりやすい。ついでに両替もしたかったが、オレの入港したBターミナルでは両替できないらしく、Aターミナルに行ってくれと言われた。そこまで行くのは面倒だし、万能とも思われるドイツマルクを持っているので、そのまま宿探しを始めることにした。

 久しぶりにメールチェックやホームページのデータをアップしたいので電話付きの宿を探す。タリンの見所と言われる中世の町並みが残る旧市街に迷い込んでしまい、観光客から視線を受けまくった。やはり中世の街並の中を走るカブは浮き過ぎている(笑)

 結局ヘルシンキで情報を入手していたユースの近くまで来てしまったので、そこへ向かう。ちょっと迷ったが、たむろしていたエストニア少年少女グループに場所を教えてもらい(やはりカブが珍しいのだろうか、みんな爆笑だった)無事に到着。ここは5階立ての古いビルで、その3階がユースになっている。1階は安ホテルになっていたのでとりあえず部屋を見せてもらうと、なんと電話付きではないか!もともと電話付きの宿を探していたので、こっちにチェックイン。さらにカブも「金網で囲われた駐車場で厳重に保管してくれる」というのも大きな魅力だった。

 荷物を運び込み早速接続を試みるが繋がらない・・・ここで色々とチェックしてみて、モデムをパルス式に設定してもトーン式(ピポパって鳴るやつね)で動作していることが発覚。パルスへの変換コマンドを入力してもトーン音がする。試行錯誤を繰り返したが、結局時間の無駄に終わった。さらについてないことに、エストニア唯一のタリンアクセスポイントの電話番号が別の番号に変わっているようでカプラーでも通信できなかった。余談だが、秘密兵器のように使っている「音響カプラー」は、パルス式で使わないと接続タイミングの取り方がシビアになる。さらにトーン音で電話機が誤作動をすることがあるので、通信が非常に難しくなるのだ。

 またオレの予想では、バルト三国やこれから向かう中欧は西側と比べると電話回線も古いので、安ホテルはほとんどパルス式だろう。モデムの相性問題かWindowsの問題かを特定できないので(なんとなくWindowsの問題のような気がする)、新しいモデムを買っても失敗する可能性が高い。時々ビジネスホテルに泊まるというのも1つの方法だが、どうしたもんかいな・・・パリもウプサラもトーン式だったので気がつかなかった(実を言うと、そんな予感もしなくはなかった)が、困ったことになった。でもまぁ、なんとかなるだろう(笑) 気合でなんとかしてみせるぜ!

09/17 晴れ 「タリン」の姿 Tallinn/PAASU HOTELLI O/U KULALISTEMAJA/17.4km

 とはいえ気合でトーンをパルスには変えられない(^_^;; いろいろと考えて対策案を考えた結果、フロッピーディスクドライブを新しく買い、ディスクにホームページのデータを入れてネットカフェのパソコンからftpで送信するのが最良だという結論に達した。ネットカフェが使えれば更新のペースも上げられるし、無理に高いホテルに泊まる必要もなく一石二鳥。ということは、まずFDドライブを入手しないといけない。今日、タリンの観光ついでに探して見てみたが見つけられなかった。まぁ次の目的地であるラトヴィアのリガはバルト三国でもダントツの大都市なので、買えないことはまず無いだろう。

 昼前(昼過ぎに出発したつもりだったが、目覚し時計の時間を遅らせるのを忘れていた。時間が変わった時にはいつもやってしまう。「またやってもうた」って感じ)にカブに乗り旧市街へ向かう。自転車置き場にでも置いておくつもりだったのだが、駐車場はたくさんあるのに自転車置き場が無いのだ。というより、自転車自体ほとんど見かけない・・・昨日と同様に旧市街へ迷い込んだりしたけど結局見つからず。仕方ないので、駐車場のおじさんに「ここに置いてもいい?」と尋ねると、快く了解してくれた。しかもおじさんは「オレが見ておいてやるから、安心してていいよ」とまで言ってくれた(もちろんエストニア語)。さらに夕方戻ってきた時にお金を払おうとしたら、なんとタダにしてくれた。おじさんの親切に感謝!

 カブを置いた後は、まず「旧市街」を歩く。旧市街は中世からの町並みが保存されており、張り巡らされている石畳の道はなんと600年も前のものだそうだ。作った当初は角張っていたであろう敷石がすり減って丸くなっている。またいくつかの建物は当時のもので、それぞれに趣がある。言葉ではうまく説明できないけど、オレはこの雰囲気がとても好きだ。

 それに対して「新市街」は西側の都市そのもの。多くの人が行き交い、フィンランド資本のデパート「ストックマン」まである。

 そこから少し外れると、今度は旧ソ連時代の面影を感じることができる。今泊まっている安ホテルは旧ソ連時代からのもので、外見もそうだし設備ひとつにしても工夫が感じられない。入口に兵隊が立っていても違和感は無い。

 激動の歴史を受け入れてきた「タリン」は様々な姿を持っている。それゆえに多くの魅力も併せ持っている。日本人の姿はまだ少ないが、ヘルシンキまで来てタリンへ来ないのは勿体無い。ガイドブックには「旧市街以外はほとんど見所は無い」と書いてあったが、オレはそうは思わない。その「歴史」自体が見所だと思う。是非訪れてみて欲しい。そして自分の肌で感じて欲しい。この町はマジでオススメだね。

 「オススメ」という理由は他にもある。当たり前だが、西側と比べて物価が安いのだ。昼飯に小洒落たレストランでロシア料理のスープ(ボルシチでは無い)とガーリックポテト、七面鳥のローストとコーラを頼んで約650円。北欧ならホットドッグのセットでおしまいだけど(笑) タバコも一箱80円くらいだが、マルボロは有ったがラッキーストライクは無かった(多分マルボロは世界中あるんじゃないかな?マダガスカルでもあったし)。さらにガソリンまで安い。無鉛レギュラーでリッター60円弱。買いだめしたいが、こればっかりはどうにもならない(笑)

09/18 晴れ 進路を南へ Parnu/PARNU SPORDISELTS KALEV PANSIONAAT(ユース)/127.9km

 タリンからラトビアのリガへは約300km。1日で走れる距離なんだけど、なんとなく寄り道をしてしまった。ユースガイドによると、パルヌというバルト海沿岸の町にユースがあるというこのだったので、そこへ行ってみることにた。

 バルト三国の地形はひたすらに平坦。最高地点がエストニアの318m。そのため左写真のような道路が延々と続いている。

 やはりバルト三国は田舎なのだろうか?カブで走っていると歩行者のほぼ全員が「何やあれ?」って感じで振り返る。車もしかりで、左斜線から勢い良く追い越していったかと思ったら、急に減速してオレを眺めていたりする。ガソリンスタンドも同様で、店員がカブを見てGoodサインをしたり。パルヌ到着後、住所だけではユースを見つけられなかったので、工事現場のおじさんに聞こうとしたら、子供(小学生くらいなのに英語がオレよりうまかった)がやって来て親切にもユースまで連れて行ってくれた。やはりどこの国でも子供達は好奇心旺盛で、カブを押して歩いていると群がってくる(笑) みんな口々になにか言っているが、残念ながらエストニア語なので答えられない。ある程度の年齢になると英語が話せるので、楽しく会話できた。中には「時々バイクは見るけど、こんなのははじめて見た!スッゲー!」と感動している子もいた。こういうひと時を過ごすと、その国のことを一気に好きになるね。

 ユースの人もとても親切で、カブを室内に入れさせてくれたし、洗濯したい言ったらたらいと物干しを出してくれた。しかも部屋はツインで、値段が100EEK(約625円)というのはズバリお得でしょう。

 洗濯後は市内観光と夕食。観光というほどのことは無いが、古い建物が残っていてなかなか興味深い。夕食を食べたレストランも古い建物を改築した高級そうな感じだったが、ボリューム万点のスープ(ウクライナ料理らしい。絶品!)とステーキ、さらにビール(エストニアのビールは美味いぞ!)をジョッキ一杯飲んで、食後にコーラも付けて約600円なのは嬉し過ぎる。空腹時にビールをゴクゴクいったからか妙に酔ってしまい、8時過ぎに帰ってきたのにすぐに寝てしまった・・・

09/19 曇り じん麻疹がでてきたぞ Riga/VIESNICA HOTEL TIA/187.9km

 風が少しあったが順調に走りラトビア入り。国境を越えるのをわかりきっていたのに、パスポートをかばんの奥底へ入れていて、イミグレで荷物のロープをほどくことになった。またここでエストニア同様短期保険も購入。あまったエストニアクローンもラトビアラットに両替。売店で5Lsのテレカも購入。値段がよくわかってなかったのだが、0.6Lsが約1USDに相当するらしいので、1,000円くらい。今考えると電話代も安いこの国で、1,000円分もいらなかったな。

 ラトビアへ入るともちろんお金が変わる。正直、今回は今までで一番戸惑った。ガソリンを3リットル弱入れて1Ls。その為、細かい買い物は全て小数点以下で払う。コインが0.01、0.02、0.05、0.1、0.2、0.5、1、2Lsの8種類とやたらあってややこしい。またエストニアは2EEK(約12.5円)から紙幣なのに、ラトビアは5Ls(約975円)から。コインは両替できないのでリトアニアへ抜ける前にいかに上手く使いきるかがポイントになりそうだ。

 リガへ到着後はまず宿探し。今日は電話付きの中級ホテルを選んだ。北欧では宿代の高さゆえユースやキャンプがメインだったが、ホテルのベッドもたまには悪くない。シングルとはいえある程度の大きさのベッドだし、寝心地ははるかにいい。おまけに電話も使えたので、ページの更新もメールチェックも完了。

 時間も早かったので、前述のフロッピーディスクドライブを入手するためにパソコン屋へ。芋づる式に何軒かあたってみるも在庫は無かった。店員によるとラトビアでは一般的な周辺機器ではないらしい。仕方ないので注文して取り寄せてもらうことにした。そこはなかなかいい店で、とりあえず前金として10Lsを払い、金曜日に入荷しなかったら10Lsは返してくれるという条件にしてくれた。今日(水曜日)はもう遅いので、明日朝一に発注してくれるらしい。もし金曜日に入荷しなかったら月曜日になるとのことだが、そこまでは待てないので入荷するのを祈ろう。もしダメだったら、今度はポーランドのワルシャワへ行ってリトライするしかないかな。

 腹も減ったので、ホテル近くの中華料理でスープと炒飯をいただいた。満腹になってホテルでたまったメールの返事を書いていると、何やら体中がかゆい。あまりにかゆいのでもしやと思ったら、やっぱり「じん麻疹」だった・・・

09/20 曇り 「リガ」を散策 Riga/VIESNICA HOTEL TIA/0km

 9時半頃起きたが、昨夜飲んだ薬が効いたのか「じん麻疹」もひいていた。大事に至らずによかったよ。朝食は10時までと聞いていたので、急いで支度をし5分前にカフェテリアに着いた。さぁ、朝食を・・・と思ったが、何も用意されていない。店の人に聞いたらすでに終わったらしい。「でも5分前やで」と時計を見せると、ラトヴィアは今11時5分前だと教えてくれた・・・バルト三国はみな「GMT+2:00」の時間帯なのだが、ラトヴィアだけはサマータイムがあったのだ!ガイドブックにそんなことは一言も書かれていなかったので、最近になって導入されたのだろうか?そんな訳で朝食を逃してしまった。

 気を取り直して今日は「リガ」の観光。ここも旧市街には古い建物が残っており、タリン程ではないが観光客も多い。まずは気になっていた写真博物館へ。みんなは「ミノックス」という名前を聞いたことがあるだろうか?超小型の高性能カメラのことで、スパイ用としても大活躍したカメラの名前なんだけど、その発祥の地がここ「リガ」らしい(ちなみにミノックス社はドイツの会社。リガでミノックスを作ったメンバーが戦火を逃れ、ドイツで会社を興したんだって)。そういうわけで博物館がある。オレとしては、このミノックスの原理や歴史なんかを大きく紹介しているかと思い期待していたが、実際は「写真」の博物館で「カメラ」の博物館ではなかった。ミノックスのコーナーも少しはあったが、期待外れだったな。

 それよりも気に入ったのは、青空市場。多くの人々が行き交い、市場は活気があふれている。果物や野菜、花を売る店や、ビニール袋や手編みのセーターや靴下を売っているおばちゃんまで。ドでかいメロンを「買っていってよ!」とオレにさかんに勧めてくれるが、さすがに1人では・・・タバコ屋も何軒もあり、値段は統一されているものかと思っていたがここでは違っていて、「ラトビアのマールボロライト(多分スイス製)」は0.69Lsから0.80Lsまで開きがある。また「ロシアのマールボロライト(アメリカ製)」は何故か少し安く0.5Lsが相場。歩き回って一番安い店で買ったのはいうまでもない。

 その後は市街を散策し、琥珀売りの露店で標本用に虫入り琥珀を値切りに値切って購入。日本や北欧で買うと目の玉が飛び出るほど高いが、ここではいい値段。宝石店には大きな(2cm程度)の蜘蛛や蝶、他の昆虫が入っているのがあり、かなり魅力的だったが値段が高すぎたので断念。

 夕食はセルフスタイルのラトヴィア料理店で。心持ちエストニアより物価が高い気がするが、大都市料金ということかもしれない。まぁ、腹いっぱい食えたので良しとしよう。

09/21 晴れ/曇り FDドライブ入手出来ず Riga/VIESNICA HOTEL TIA/0km

 タイトルの通りFDドライブを入手出来なかった。頼んでいた店へ閉店前に行ってみたが、入荷は月曜日になるらしい・・・残念ながらそこまでは待てない。

 今日は特に何をした訳ではなく、ホテルのベッドに寝っ転がって地図を見てみたり、ふらっと昨日の市場へ行ってみたりとのんびり過ごせた。しかし問題がひとつあって、昼前から急に電話が使えなくなってしまったのだ。レセプションで聞いたところ、ハードウェアトラブルらしく、2から3時間後には復帰するという話だったのに、夕方7時半になっても復帰せず。ある意味電話が目的で宿泊しているのに、それが使えないというのは痛い。

 それはさておきFDドライブの件だが、ポーランドでも入手が難しい気がしてきた。というのも、ここらで売っているノートパソコンには必ずFDドライブが付いているから。日本だとB5サイズやミニノートには付いていないのが一般的だが、こっちではそのB5サイズノートそのものが無いのだ。つまりノートPCは全部A4サイズなので、外付けのFDドライブの需要が無い。これは恐らくポーランドでも同じだろう。そんなことを考えながらベッドの上で地図を広げていると、あるフェリー航路が目に付いた。予定ではポーランドを走り抜けチェコへ入る予定だったが、リトアニアからドイツへフェリーで渡ってみるのもいいかもしれない。ドイツからポーランドへ寄り道しチェコへ抜けれるルートを取れば、ドイツでFDドライブを買うことができる。ドイツは北西の一部分しか走ってないので、東側にも行ってみたかったというのもある。このルートだとベルリンを通りFDドライブは確実に買えるだろうし、前から行ってみたかった有名な壁の跡やポツダムにも行ける。とりあえずリトアニアのヴィリニュスへは行ってみるつもりなので、着いてから考えることにしよう・・・

 ホテルの電話は夜8時になってようやく復旧した。早速フェリー会社のホームページを覗き時間などを確認し、各種ソフトのダウンロード(WindowsユーザーはNimdaワームに注意!対策パッチを早急にインストールしよう)。メールチェックも無事することができた。

 明日はとりあえずここを発ち、ヴィリニュスへ向かおう。1日で行ける距離だが、途中で一泊してしまいそうだ(笑)


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