| 2001/03 |
・03/24 出発前夜
・03/23 MAOからの贈りもの
・03/20 英語でメール
・03/19 ファミリーユサの手作りステッカー
・03/18 Let's ride!からの便り
・03/17 徳島へ
・03/16 カウントダウン
・03/15 さらば福岡
・03/14 ガンガン運び込め
・03/11 荷物をまとめるぞ！
・03/09 友達からの壮行会
・03/08 国際学生証とユースホステル会員証
・03/06 MAOさんからの御餞別
・03/05 ファミリーユサさんありがとう
・03/03 マダガスカルへの持ち物
・03/02 フィルムカメラのいいところ
・03/01 ひとつの旅立ち
いよいよ明日が出発の日。今日は荷物をつめたり、重要なもののコピーをとったりと忙しかったが、実家のそばにある氏神様にお参りに行った。毎年初詣くらいしか神社には行かないのに･･･。いつもより長く色々と願い事をした。
でもなんやかんやいっても、明日は出発の日。愛車カブと愛機vaio C1VJが壊れずに頑張ってくれるのを祈るばかりである。でも一番大切なのは、自分の身体。絶対に無事に日本に帰って来てやる！最後になったが、お世話になっているクルマのショップ「MAO」から郵便が届いた。中身は特注の小さなステッカー。これをカブの風防に貼ることになっている。また、MAOの人から、ドイツに住んでいる日本人の医者を紹介してもらった。店のお客さんだったみたい。現地にそういった「つて」があるのはとてもこころ強い。やっぱり、何をするにも人間関係が大切なんだなぁ。
海外へ旅をするには、色々情報を集めたりその準備が大変だ。その中でやはり役に立つのが英語である。マダガスカルでお世話になるアメリカ人の先生との連絡はもちろん英語だし、英語を使う機会は非常に多い。ヨーロッパでも、旅人同士の会話はほとんど英語である。最近英語でメールを書くことが多い。稚拙な表現しか出来ないので情けなくなるが、言いたいことは何とか伝わっているようなので、とりあえずはなんとかなっている･･･と思っている。それでも、日本語で書くより何倍も時間がかかる。旅先では英語の勉強もしていくことにしよう。
協賛してくれているファミリーユサから、カブに貼るステッカーが届いた。カッティングシートをうまく張り合わせた手作りのモノで、非常に細かいところまでつくりこまれている素晴らしい出来だ。ファミリーユサではロゴのステッカーはもともと作っていなかったらしい。それを今回特別に制作してくれた。ホームページ担当の酒井さんをはじめ、多くの方の協力で実現した一品である。早くカブに貼りたいなぁ・・・
徳島から帰って来たら一通の封書が届いていた。差出人は「Let's ride!編集室」。西日本に住んでおられる方なら聞いたことがあるかもしれないが、ホンダ二輪西日本が発行の、ホンダのお店で配布している情報誌である。その紙面で私の旅を紹介してくれたらしい。私はまだ見ていないのでその内容に関してはなんともいえないが、西日本に住んでいる興味のある方は、是非見てください。
今日は朝から徳島へ墓参り。明石に橋が出来てからよくなったか？といえば確かに便利にはなったと思うが、徳島へ行く楽しさは薄れた気がする。橋が完成する前は、フェリーを使うしか方法がなかった。ほんのちょっとの船旅だが、高速道路を走るよりも楽しかった。時代が進むにつれて、旧時代のものは置き去りにされていくが、フェリーはいい例だろう。徳島へ行くたびにそんなことを考えてしまうのだ。
昨夜は船の中で爆睡した。出港一時間後から9時間ぶっ通しで眠った。こんなに寝たのは久しぶりだ。港から実家に帰って来たら来たでゆっくりするヒマもなく、CITIBANKのカードの受け取りと親戚への挨拶へ出かけた。餞別をもらったりで非常に助かるのだが、正直なところちょっとゆっくりしたいというのもある（^_^;;
そんな感じで大忙しなのだが、明日から一泊二日でお墓参りに徳島行きが決定している。どこかに時間落ちてないかなぁ・・・朝10時に退室点検を済ませ、大学へ挨拶に出かけた。昨日手伝ってくれた友達達と、キャンパスそばの行きつけの中国料理屋へ行った。中国人の方が3人でやっている店で、常連客として顔を覚えてもらっている。そこの店で食べ終わると、記念（?）にということで写真を撮ってもらった（笑）
それから、大学でお世話になっている先生方に挨拶をした。みんな応援する一方、本当に心配してくれているのだ。しばしの別れを惜しみつつ、夜には門司から大阪南港へのフェリーに乗り込んだ。12時間の船旅の後は大阪だ。
昨日の夜は徹夜で荷物の整理だった。今日は軽の箱バンを借りて、大物の運び込む。冷蔵庫や解体しなかった棚やイスなど。大学の友人3人に手伝ってもらって、手際よく運び込めたし、大量のゴミもなんとか処理した。おまけに掃除までやってくれた（笑）
本当にガンガン運び込んだので、一気に部屋がガランとなってしまった。いよいよ明日は退室点検の日。今夜は寝袋ひとつで過ごすことになった・・・
03/11 荷物をまとめるぞ！
今、部屋の荷物を必死にまとめようとしている。一人暮らしだからそんな量でもないだろうと、たかをくくっていたが、出てくるは出てくるは・・・昔の雑誌やら、空き箱やらの大量のゴミ。さらに運び出す荷物も結構あるので、思っていたよりもはるかに大変。甘く見ていたことに後悔している（^^;;
大量の荷物を運ぶために、2,980円で買った台車がかなり役に立ってくれているのが唯一の救い。さあ、今からまた気合を入れるとするか・・・いよいよ出発が近づいてきたので、大学の友達が壮行会をやってくれた。1年の時から5年弱の付き合いで、みんないい仲間達だけに、別れはちょっと寂しい。また、私が帰ってくる頃にはみんな、進学なり就職なりが決定していると思うが、みんながどんな進路を選ぶのかがとても楽しみである。一人一人がどんな進路を選んだとしても、幸せになればいいなぁ、と思う。
海外旅行を出来るだけ安く上げたいのであれば、これら2つは必需品である。何事も早めにと思っていたのだが、やはりギリギリになってしまった。今日、大学生協で書類を出したら、12日の月曜日の夕方には出来上がってくるらしい。それと同時に部屋の荷物を運び出すための、軽の箱バンのレンタカーを予約した。まだまだ福岡でしておくことも多いのに、なかなかはかどらない。来週はとても忙しくなりそうだ・・・
いつもお世話になっている自動車のショップ「MAO」へ出発の報告へ出かけた。このショップは主に「ダートトライアル」「ジムカーナ」「ラリー」といった自動車競技を専門にしているショップである。もちろん普通の車両の修理もやっているが、ここのお店の持っているノウハウは正直すごいと思う。家から結構遠いにもかかわらず、ついつい出かけてしまう。いつも色々な話を聞かせてくれて、多くのことを勉強させてもらった。このお店と出会わなかったら、ヨーロッパ一周に挑戦しようという勇気は湧かなかったかもしれない。
今の自分自身を支えている人やモノがいかに多いか・・・みんな心配してくれているので、事故や病気にはくれぐれも気をつけないといけない！そう思い返した日だった。
今日はファミリーユサの方々と会う日。昼の2時ということで、本社のある北九州市小倉まで出かけた。かなり時間に余裕をもって出発したはずなのに、道路工事による渋滞に巻き込まれ、結局5分前のギリギリに到着した。とりあえず間に合ったから良かったんだけど。
本社につくと、社長室みたいなところへ案内されたので、ドキドキしてしまった。その部屋で、社長の湯佐さんや他の重役の方々、支援の件で骨を折ってくれた柴田さんの数人でお話をした。みなさん私の夢を熱心に聞いて下さって、応援してくれた。また、ファミリーユサは基本的に、レース活動や個人のサポートなどは一切しないということも話してくれた。今回特別に私が応援してもらえることになったのは、HP担当の柴田さんのおかげに他ならない。おもしろそうな企画だから、是非応援しましょう！と話して下さったらしい。また、企画部の方もカブ用にステッカーを作成してくださるとのことで、本当に嬉しい。帰国後には報告会の会場も用意してくださるみたいなので、本当にお世話になりっぱなしである。
福岡へ住んでいる方は是非5つあるお店に行って見て下さい。いい店員さんばかりで、とても楽しいのでおすすめですよ！大学での研究の一環で、6月にヨーロッパ一周を中断しマダガスカルへ約3週間行くことになっているのだが、引率してくれるアメリカのニューオーリンズ大学の先生からメールが来た。そのメールの中に持ち物が書いてあったのだが、それから察するにスゴイことになりそうだ（笑）
「テント」「シュラフ」「マット」の基本3点セットと、虫除け、蚊帳、水筒、コッヘル、調味料、懐中電灯、自分の考えている3倍の量の電池やフィルム、消毒薬、洗剤、布、本。他に「sneaky leaker」なるもの・・・しかしそれが一体どんなものなのか、全く分からない（笑）
誰か分かる人がいたら教えてください！
今回のヨーロッパ一周では一眼レフのデジタルカメラを主に使う予定だが、コンパクトのフィルムカメラも持っていくことにしている。予備という意味もあるが、フィルムカメラにはデジタルカメラには無い「いいところ」があるからだ。大きく引き伸ばすことが出来るのもフィルムカメラの利点のひとつ。でも、それだけではない。デジタルの画像は消去できるが、写真は捨てられない・・・写真には多くの想いがつまっているからだろう。
もたもたしているうちに、いよいよ出発する3月になってしまった。今日はひとつの旅立ちの日・・・毎日お世話になっている、大学の指導教官がカナダ・アメリカへ旅立つ日なのだ。家族を連れて10ヶ月間海外生活をする先生も、ここ最近めちゃくちゃ忙しい日々を送っていた。それが、とうとう出発である。研究室の先輩方と見送りに行ってきたのだが、ここ2年間、ほぼ毎日顔を合わせていたのに10ヶ月以上も会えないと思うと、少し寂しくなってしまった。これから、普段とは全く違う生活を送ることになるが、お互い無事に帰国することを祈りたい。
今日は旅立ちは寂しいかもしれないが、それ以上に多くの思いが詰まっているということを再認識した一日であった。