カブ・メンテナンス

・エンジンオイル量点検

 使用工具:特になし

 カブのエンジンは丈夫だとよく言われるが、エンジンオイルの量が少なかったり、多かったりしたらやはり壊れてしまう。今が絶好調なら、その調子を維持するためにエンジンオイル量点検は定期的に実施しよう。

a.      b.

 まず、エンジンを数分アイドリングさせ、エンジンを停止させ数分おいてからセンタースタンドを立てた状態でチェックをする。写真a.のオイルレベルゲージと一体になっているキャップを手で緩め取り外す。布などでオイルレベルゲージについたオイルを拭いて、写真b.のようにねじ込まないで差し込み、オイル量を測定する。上限と下限の間にあればよい。取り扱い説明書には上限まで補給するとあるが、下限に近いほどエンジンは軽やかに回る。しかし、車体が傾いたときに、下限を下回って、エンジンを傷めてしまうことになりかねないということを覚えておこう。
 また、オイルの汚れもチェックし、汚れが進んでいるようならオイルを交換しておこう。

 チェック後、オイルレベルゲージを締めこんで作業終了となる。


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